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めまいは睡眠不足や過労 ストレスが引き金になることがあります

睡眠不足は借金のように積み重なっていきます

慢性的な睡眠不足は、身体にストレスを与え、日中に眠気を感じたり、仕事に対する意欲の低下、記憶力の減退などが起きたりし、精神的にも大きなダメージを与えます。その理由は主に体内ホルモンの分泌の乱れによる自律神経機能の異常です。

本稿では、睡眠不足が実際にどんな病気を引き起こす原因となり得るのか、病名を挙げて具体的に説明します。

睡眠不足が続くと、脳の記憶を司る海馬という部分が縮小し、記憶力や認知能力が低下することがわかっています。

睡眠不足は借金のように積み重なっていきます。1日や2日程度の睡眠不足なら、次の日にちょっと多く眠れば回復できます。しかし睡眠不足が慢性的に続くと、足りない分の睡眠時間はどんどん膨らんでいき、果ては返済できないくらいの睡眠負債になっていきます。

睡眠不足だなと思ったら寝だめをすればいいというわけではありません。なるべく睡眠不足にならないように、毎日きちんと眠るようにしましょう。

めまいは睡眠不足や過労、ストレスが引き金になることがあります。十分な睡眠を取り、心身を休めることを心がけましょう。ストレスを完全になくすことは難しいですが、無理をせず、困ったときはカウンセラーなどに相談するのも1つの方法です。また、ウォーキングなどの適度な運動は血流を促進し、内耳にも好影響を与えることが期待できます。逆に喫煙は血流を悪くするので控えましょう。

睡眠不足によって、さまざまな病気が引き起こされることを具体的に解説しました。

また同時に、もうひとつのグリア細胞であるミクログリアも慢性的睡眠不足で活性化することが確認されました。ミクログリアは、アルツハイマーなど脳神経の障害に大きく関与しているとされており、研究チームはミクログリアの活性化のほうが深刻な問題であるとしています。

睡眠不足以外にも生活習慣病を引き起こす原因は多々ありますが、そのひとつが睡眠不足であることは間違いないのです。

SASは特に中高年の男性に多い症状で、肥満となるリスクが高く、メタボ体型となってしまうのです。そして喉回りについた脂肪が、睡眠中に喉を締め上げ、呼吸をしにくくさせ、睡眠の質を著しく低下させます。起きたときには睡眠不足になっているので、体温が上がりにくくなります。

グリア細胞のひとつアストロサイトは、不要になった脳のシナプスや死んだ細胞を食し、脳の接続回路の再形成を行っています。これまでの研究では、睡眠時よりも睡眠不足時のほうがアストロサイトが活性化することが確認されていました。

イタリアのマルケ工科大学、臨床・実験医学科のミケーレ・ベレッシ博士が発表したこの研究は、脳の細胞レベルで睡眠不足の調査結果を分析したものです。

睡眠不足による頭痛が生じている場合は、体を温めて早めに就寝するようにしてください。
睡眠不足が続くと、自律神経の乱れをはじめ、体に様々な不調を引き起こします。

腎臓は、「糸球体」と呼ばれるろ過装置の集合体に当たる臓器で、血液中の老廃物や不要物をろ過して尿とし、外部に排泄する役割を担っています。ところが、睡眠不足による免疫力の低下が起きると、腎臓のろ過機能が低下し、不要物の排泄ができなくなって、さらに免疫力が低下する悪循環を起こして各臓器に影響を及ぼします。

アルツハイマーの原因は、「βアミロイド」というタンパク質が脳の神経細胞を破壊することで発症します。通常、βアミロイドは睡眠中に分解処理されるのですが、睡眠不足が続き眠りが浅くなると、メラトニンの分泌が減ってβアミロイドがたまりやすくなります。