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なぜ 睡眠不足になると肥満になるリスクが増えるのでしょう

なぜ 睡眠不足になると肥満になるリスクが増えるのでしょう

「アルコールは睡眠の妨げになるだけでなく、睡眠不足時の空腹感を引き起こしてしまいます。またアルコールを飲むことはカロリー摂取をしていることなのです」とマギーさん。

睡眠不足が続くと、心のバランスを保つ「セロトニン」というホルモンが不足します。このセロトニンが不足すると、からだは甘いものを求めるように。

肥満は、食べ過ぎや運動不足が主な原因と思われがち。でも、睡眠不足も肥満に影響を及ぼしています。なぜ、睡眠不足になると肥満になるリスクが増えるのでしょう。ひとつは、睡眠不足によって運動量が落ち、エネルギーを消費する量が減ってしまうことがあげられます。

米スタンフォード大学が行った研究では、睡眠不足になると、食欲がわくホルモンの量が約15%高くなり、食欲を抑えるホルモンの量が約15%低くなったということです。

就寝直前まで仕事のメールを書いたり、明日の会議についてあれこれ悩んだりしてない? 医学誌『Obesity Reviews』に掲載された2018年の研究によると、ストレスや睡眠不足は体重増加に関連しているのだとか。「リラックスした夜を過ごせる方法を考えましょう。散歩したり、温かいお茶を飲んだり、ゆっくりお風呂につかったり。ストレスをほどよく発散する方法を見つけることが、体重コントロールにつながります」と米国登録栄養士であり、『The Healthy Instant Pot Cookbook(健康的ですぐに作れる料理レシピ/原題訳)』の著者であるダナ・アンジェロ=ホワイトさんはコメント。

「睡眠不足が続くと太る」というのは、国内外の研究で明らかになってきています。起きてい
る時間が寝ている時間よりも長くなると、より多くのエネルギーを消費するので、痩せてもい
いような気もしますが、太ってしまうのはなぜなのでしょうか?ここでは、睡眠不足だとなぜ
太るのか解説します。また熟睡するためのコツについてもお伝えしますので、睡眠不足解消に
役立ててくださいね。

「夜遅くにワークアウトをすると睡眠不足につながり、翌朝のエネルギー不足になってしまいます。活動量が少なくなり、摂取カロリー過多になってしまうのです」とマギーさん。「就寝直前は静かに過ごし、睡眠導入につなげましょう」。

また最近の研究で、睡眠不足と肥満には、レプチンとグレリンというホルモンが関係していることがわかってきました。
レプチンは食欲と代謝を調整するホルモンですが、睡眠不足になるとこのホルモンが低下し、食べたい衝動が強くなります。もうひとつのグレリンは、食欲を増進させるホルモン。睡眠不足になると、グレリンの分泌が増えて、食欲が強くなってしまうのです。