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さらにその週を寝不足状態で過ごすと 睡眠不足が蓄積されていきます

さらにその週を寝不足状態で過ごすと 睡眠不足が蓄積されていきます

毎日忙しくて夜寝る時間を充分にとれない……だからといって休日に寝だめをすると、その夜の睡眠リズムがくずれる原因に。日々の睡眠不足解消には、休日の寝だめよりも毎日の昼寝が効果的なんです。昼すぎに眠くなるのは自然な体内リズムでもあるので、昼食後の休憩時間をお昼寝タイムにしてみませんか?

このタイプは、「今晩も眠れないとどうしよう」という不安がストレスになって、寝つきが悪くなっています。「これをすれば眠れるはず」という入眠儀式にこだわりすぎると、かえってそれがプレッシャーになって、眠れない悪循環に陥ってしまいがちです。睡眠深度が浅いと、眠れなかったと感じるものですが、午前中の眠気がないのなら、実際は眠れていたり、1日のどこかでウトウトして睡眠不足を補えていると考えて大丈夫です。

睡眠不足が積み重なることで、本人の自覚がないまま心身にさまざまな悪影響が生じる状態の「睡眠負債」。睡眠は体と脳を休ませるためのものであり、不足すると集中力、判断力、記憶力が低下し、仕事でのミスが増え、効率も著しく低下します。また、肥満やメタボリック症候群、生活習慣病などのリスクが上がるほか、気持ちが落ち込み、うつ気味になることもわかっています。

「睡眠不足に関しては、まず、そこには『中長期の病気リスクが潜んでいる』ということをしっかり認識し、もっと真剣に睡眠時間を確保する工夫をしてほしいですね」

日本人は世界的に見ても、睡眠不足が深刻な国。OECD(経済協力開発機構)の調査によると、OECDに加盟する36カ国のうち、日本は最も睡眠時間が短いというデータが出ています。日本で働く一人ひとりが自身の睡眠にもっと気を配ることで、心身ともにイキイキと仕事に臨んでほしいと願っています。

月曜日の朝は憂鬱で身体もだるく、疲れが取れていないという状態を「ブルーマンデー症候群」と呼びます。これは「睡眠物質」と呼ばれるものが脳内に残っていることが原因となって起こります。さらにその週を寝不足状態で過ごすと、睡眠不足が蓄積されていきます。これが「睡眠負債」です。

こうした対策を習慣化すれば、ヒューマンエラーも減り、爽快な気持ちで毎日を過ごせるはずです。一方で、このような対策を施しても体調がすぐれないという場合には、睡眠不足やその他の原因で別の病気を引き起こしている可能性があります。その際には、病院で診断を受けたほうがよいでしょう。

「睡眠負債」という言葉を耳にしたことはありますか?睡眠不足が借金のように徐々に積み重なり、心身の不調を引き起こすことを指す言葉で、2017年の新語・流行語大賞トップ10にも選ばれました。若手ビジネスパーソンの中には、毎日忙しくてなんだか寝不足、疲れがなかなか取れず週末は昼まで寝坊…という人も多いのではないでしょうか。

このように、睡眠不足は人の集中力や注意力を奪い、ときには取り返しのつかない事故につながってしまうのです。

たとえば日曜~月曜日に、1~2時間睡眠不足になったとします。そこで睡眠不足を解消するために、火曜日(つまり月曜夜)に30分だけ早く眠りにつくのです。水曜~金曜日も同様に30分早く眠ると、平日前半でだいぶ身体の調子がよくなってきて、後半では計算上、睡眠負債がほぼ解消されることになります。

「特に忙しいビジネスパーソンにいえることだと思いますが、皆さん、十分に働いて遊んで、その余った時間に眠るという感覚ではありませんか?しかし、睡眠不足に潜む病気リスクを考えれば、生活はまず日中の疲れを回復するための休養、つまり睡眠ありき、睡眠中心で組み立ててほしいくらいです」